外科治療・手術の事 | いびきの原因とその対策を知りましょう~恐ろしい弊害発生の前に!新生児のいびきもしっかり治療と予防

カテゴリ: 外科治療・手術の事

いろいろな種類があるいびきの手術方法は原因に応じて選ぼう

単なるいびきだから、と軽く考えがちですが、実はきちんと対策を考えなければならないもの。
睡眠時無呼吸症候群になっていることもありますし、耳鼻科の病気が原因で起こっていることもあるので、いちど病院で医師に相談することがおすすめです。
原因がはっきりすれば、治療することもできますしね!

それでは、いびきはなぜ起こるんでしょうか?
原因はさまざまですが、次のようなものが多いといわれています。

ひとつめは、鼻炎などといった鼻の疾患がいびきを悪化させている場合。
症状の重さにもよりますが、必要であれば手術によって治療をしなければなりません…

ふたつめは、扁桃がふつうよりなんらかの原因で肥大してしまっていることが原因になっている場合。
扁桃肥大のケースでも、アデノイド肥大、また、口蓋扁桃肥大で咽頭がせまくなってしまうことが原因となることがあります。
これも、手術で口蓋扁桃腺を摘出したり切除することで治療します。
とくに、子供などで口蓋扁桃肥大がひどい場合や、いびきが大きい場合、手術の適応例になります。

みっつめは、肥満が原因でおきるいびきです。
特に、大人で太っている場合は、ダイエットで鼻や気道のまわりの脂肪をへらしていびきの改善をする必要がありますね。

よっつめは、アルコールや薬物が原因で、鼻粘膜が厚くなったり充血するために起きるいびきです。

これらの、いびきの治療のための手術にはいろいろなものがありますが、鼻の構造などに原因があれば「鼻腔形成術」や「副鼻腔手術」、また、扁桃の肥大があるなら「アデノイド切除術」「口蓋扁桃摘出術」、「軟口蓋形成術」など、原因によって異なってきます。
健康保険がきく場合もありますが、保険適応外の手術もあるので、事前に医師にちゃんと聞いておきましょう。

では手術をして治せばいいかと思いがちですが、まずは自分のいびきについて専門医を受診し、きちんと診断を受け、どのような治療法が効果的か相談することがおすすめです。
手術以外の方法のほうがよいケースもあるので、原因を検査し、よく相談しましょう。

睡眠時無呼吸症候群やいびきの治療に効果的な外科手術ーUPPPとLAUP

いびきで悩むひとは多いもの。どうにか治療法があれば…
睡眠時無呼吸症候群のいびきであれば、なおさらちゃんと治しておかなければ。
そんないびき、外科手術で治療することもできるんです。

いびきが、病的なものが原因で起きていれば、手術で治すという方法がとられるのです。
手術しなければならないものとしては、たとえばのどちんこが極端に長い場合、また、気道で扁桃が異常にはれているような場合があります。

いびき、睡眠時無呼吸症候群の治療のための外科手術は、大きく分けて二種類あります。
このどちらも、気道が狭窄してしまうのを防ぐように、のどの形を手術によって変えて空気を通りやすくする方法をとります。
咽頭とよばれるのどの部分を手術で切開してひろげるので、血液中の酸素濃度が減ってしまうのも改善。
そのため、酸欠が原因でおこる高血圧や心不全といった合併症も予防できるんです。

それでは外科手術の方法について、それぞれ簡単に説明してみましょう。

UPPPと呼ばれる方法は、おもに睡眠時無呼吸症候群に効果があります。
口蓋、軟口蓋という、上あごの奥のほうですが、ここを外科手術で切り取り、口と鼻両方の粘膜を縫い合わせてつなぎ、ぴんと引っ張る状態にする方法です。こうして空気が通る道を広げて確保するんです。

一方、LAUPはいびきの治療に使われる方法です。こちらはレーザーを使って粘膜を焼く方法で、UPPPに比べると切除する範囲が狭いのが特徴です。

このように、手術をおこなうことで、気道を狭くしている粘膜を切除したり咽頭をひろげて、呼吸がしやすいようにし、いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善につなげます。
また、症状などにより、気管切開を行わねばならないこともあるようです。

外科手術の方法もさまざまですが、まずは専門の医師に診察を受けて、最適な治療法を判断してもらって下さいね。